京都こだわりマルシェ過去のレポート

京都こだわりマルシェ12

さぁはじまりました、京都こだわりマルシェ12。

梅雨入りした京都ですが、当日は晴れ間も覗いた京都府庁。

60の出店者ブースと さまざまなイベントに、

今までで1、2の来場者がありました。

 

まゆまろも 玄関スロープでお出迎え。

このあとすぐ、子どもたちに取り囲まれての即席大撮影会に。

回を重ねるごとに子ども連れの来場が多く、にぎやかな会場です。

 

今回のオープニングライブは、

『京都府立大学 ギターマンドリンクラブ』のみなさん。

すてきな音色に、子どもたちも耳をすまし、

しばし立ち止まり見入る かわいい姿もありました。

 

前庭マルシェには、たくさんの生産者さんが出店。

こちらの『かみむら農園(八幡市)』さんは、

肥料から手づくりをされているそうで、

安全で新鮮な野菜が 並んでいました

 

その中で目を引いた、白い茄子(よくみる茄子の左隣)。

皆さんはご覧になられたことがありますか。

京都で生産されている農家は ごくわずかだそうです。

こだわりマルシェならでは、珍しい野菜に出会いました。

 

旧本館内には、お馴染みの『まんまん堂』さん。

今回は新作「チョコレート蒸しまん」がデビュー。

甘すぎず、冷めても美味しかったです。

 

こちらは『手づくり あきこ&はるか』さん。

はるかさん手づくりのフェイクスイーツは、あまりにリアルで、

思わず鼻をくんくん。食べてしまいたいほどのかわいさでした。

 

NPOパートナーシップセンターのフリースペースでは、

宇治茶キャラバンの『楽茶館(らくちゃかん)』さんが、

急須でおいしいお茶を味わう方法を伝授する「淹れ方教室」を

開催されていました。

参加者は、一人ひとりに用意された急須を使って伝受。 

辺りは、新茶のいい香りに包まれていました。

 

中庭マルシェには、初出店の『アトリエ パッチワーク』さん。

捨てられる玉ねぎの皮を使って染めた 玉ねぎ染めのTシャツなど、

おいしい染めの手づくり品など、ユニークなものばかり。

 

昼下がりには、中庭の木々のもとでは、

『パペット てなもんや』さんの人形劇の はじまりはじまり。

子どもたちの周りを、大人が2重3重の輪となり、

一緒に楽しめたひとときでした。 

屋外での人形劇、めったに観れないシチュエーションですね。

 

食べるを 知り、学び、考える一日

今回も、さまざまなつくり手のパフォーマンスが、

たくさん詰まった一日でした。

 

 

( 文・写真 : 稲留 京香 )

 http://blog.canpan.info/kyofukushi

 

 

 

 

京都こだわりマルシェ11

 2012年最初のマルシェは、

3月3日ひなまつりの日の開催でした。

 

小春日和の あたたかな陽射しのもと、

オープンと同時にたくさんのひとが来場されました。

 

立命館大学応援団・チアリーディングの皆さんの

元気あふれるオープニングで スタート。

 

 

こどもからおとなまで、

あらゆる年代のひとが訪れるマルシェ。

とくに今回は、家族連れのひとが目立ちました。

それもそのはず、

人形劇団京芸による人形劇を

楽しみに来られたひとも多かったようです。

 

 

府庁旧本館2階正庁での人形劇!

上演の模様は撮影できないので、開演前のようすをパチリ。

場内は100名を越える子どもとおとなで満員でした。

 

 

そして、

中庭、前庭、本館内には60近いブースが並びました。

 

 

アトリエやっほぅ!!さん。

陶器のジオラマやマグカップ、ポストカードが素敵です。

 

 

 

!-food (エクスクラメーションフーズ)さんは、

フードホールでお客様を笑顔でお出迎え。

中華粥にタルト、各種飲み物はこだわり揃いです。

 

 

 

NPO法人スウィングさんの、

手づくり・無添加せっけんは、肌にやさしい素材を使い

パッケージも個性的。

 

 

似顔絵ブルージュさんでは、

しばしお話しながらの似顔絵タイム。

高齢のひとや小さな子、ママ、パパも描いてもらったり。

 

 

 

午後からは、手づくり味噌の実演講習会もありました。

実際に鍋に材料を入れてまぜまぜ。

子どもたちも「どんなふうにできるのかな」と興味津々。

 

 

 

そして、東北@連帯の展示ブース。

「私たちは、離れていてもあなた達と共にいます。

そして、いつも東北のことを想っています。」

今一度、立ち止まり、

あの日のことを思う時間を持ちました。

 

『食べる』を知り、学び、考える一日

『食べる』ことから つながる

多くのことに触れることができた一日でした。

 

稲留京香:http://blog.canpan.info/kyofukushi

 


 

京都こだわりマルシェ10

2010年12月3日 土曜日 京都府庁旧本館にて “京都こだわりマルシェ” 開催

国の重要文化財に指定されている京都府庁旧本館で、

「食を知り、学び考える一日」をテーマに開催されている

「京都こだわりマルシェ」に、12月3日(土)出店してきました。


府庁マルシェは、平成21年からスタートし、

今年で3年目に入り、私は初回から出店させてもらっています。

庭園マルシェ、中庭カフェ、こだわりグッズ(旧本館廊下)、

フードホール(府庁NPOパートナーシップセンター会議室)の4つがあり、

私のブースは、正門入ってすぐの庭園マルシェに位置しています。

 

府庁マルシェの時は、毎回、京都に住む大学生の息子が手伝ってくれます。

この日、舞鶴は明け方からザンザン降りの雨でしたが、

亀岡あたりから、晴れ間が見え始め、

京都市内は晴れたり曇ったり・・・2時過ぎに少しだけ降りました。

 

今回は、雨模様のため、いつもの音楽隊の方々は来られず、
この日、目を引いていたのが、この男女2人づれのパフォーマンスでした。
声を発せずに、パントマイムのような動きをしながら、歩いて行かれました。

 

10月に引き続き、今回も右隣だったのが、亀岡「みやび」の谷村さんご夫婦。
前回買った「えごまドレッシング」がとっても美味しかったので、
今回は、さらに「えごまの葉みそ」と「柚子だいこん」を買いました。

 

今回、左隣の京田辺市「手づくりの岡田屋」さん。
店主のお母さんとは、NPO法人日本都市農村交流ネットワーク協会の仲間。
この日は、双子の娘さんたちが来られていました。
岡田屋さんの「鯖寿司」は、絶品!!
この日も、早めに買っておいて、お昼に息子と食べました(^^)。

 

京都北部では、評判のシフォンケーキ!!
福知山の「おいしふぉん」さん。
京都市内にも出店されませんか?とお誘いして、今回2回目の出店です。

 

京丹後市の「平井農園」さん。
いつも、仲良くご夫婦で出店。
丹後の野菜と、特Aのお米やおもちなどを持って来られています。

 

今回初出店の「京都府立大学生命環境学部付属農場」さん。
大学生が農場で作った野菜を販売していました。

 

 

自家製キムチの「マツバラキムチ」さん。
私は、だいこんのキムチがお気に入りです!!

 

 


10月の「ブログ入門講座」でお知り合いになったばかりの、
お姉さま方2人(木津川市)が、わざわざ府庁マルシェに来て下さいました。
「万願寺とうがらしの醤油漬」と「いちじくじゃむそーす」を買っていただき、
記念にと、息子とパチリ(^^)。

 

 

正門右側の紅葉も赤と黄のコントラストが際立っていました。

次回の「府庁マルシェ」は、2012年3月3日(土)。
今年度5回開催の最終回は、「ひなまつりマルシェ」となります!!

 

 

 

文:松嶋良子(あけぼのフェニックス)

http://akebonofan.exblog.jp/

 

 

 

 

12月3日開催「京都こだわりマルシェ10」新聞掲載分

 

 

 

 

 

京都こだわりマルシェ7

 

 

例年より早く梅雨入りした京都ですが、

開催日の2011年6月4日(土)は、

梅雨がうそのような青空で、過ごしやすい天候でした。

 

この日のためのスペシャルユニット

『きまぐれトリオ』による生演奏でスタート。

国の重要文化財でもある「京都府庁旧本館」を開放して、

あらゆる年代・ジャンルのひとが楽しみながら、

「食」について知り・学び・考えるイベントも7回目となります。

今回出店の55ブースの中には、

もうすっかりおなじみのお店も増えました。

 

子どもたちと一つひとつのお店を回りながら感じたこと、それは、

「京都って広いなぁ、豊かなところだなぁ」。

海のもの・山のもの・里のものをはじめ、こだわりの手づくり品、

そして、マルシェを訪れるひとたちの顔・顔・顔。

お店のひとやその場で知り合ったひとたちとのおしゃべりも、

心をワクワクさせてくれます。

 

毎回、催されるパフォーマンスの数々も楽しみ。

その中で今回注目したのが、「まちの似顔絵屋さん」。

6人の作家が、それぞれの画風を活かし、

似顔絵を書いてくれるブースです。

お客さんと作家さん、

ただ似顔絵を描いてもらうだけでなく、

話しを弾ませながら筆を運ぶ姿がとても印象的でした。

 

こだわりマルシェは、

障がいのあるひとも気軽に立ち寄れる場所です。

家族や移動支援ヘルパーさんと一緒に、

ゆっくりマルシェを楽しむ姿をあちこちで見かけました。

さまざまなバリアをフラットにして、人が人として参加できる場。

それが「京都こだわりマルシェ」。

さあ、次回はどんな仕掛けがあるのか?楽しみです。   

 

( 文: 稲 留 京 香 ) 

 

 



 

京都こだわりマルシェ5

 

 

2010年9月26日(日)、今回も京都府庁旧本館で、ひらかれた「こだわりマルシェ」に、行って来ました!
最寄の丸太町駅から、約10分てくてく歩き、目印となる「アグネス教会」の角を曲がると、吹奏楽の音が聞こえてきます。

なかなか訪れない京都府庁、ワクワクしながら入ると、左手には、元気のいいブラスバンドの皆さんが、いらっしゃいました。学園祭を、思い出します!

 

目の前の前庭では、京都市、亀岡市、舞鶴市、南丹し、南山城市、八幡市、京丹後市、などから届いた、新鮮な野菜・新米・牛乳・干物・野草茶・お弁当・アイスクリーム・クッキーと、フルコース揃っていました。ここだけで、前菜~デザートまで、お腹いっぱい、心も満ちたりてしまいますね!

 

売っている方の目がきれいで、背筋が伸びます。育てている方が、売りにいらしています。育てている人が、素敵だから、いいものができるんですね。

いよいよ旧本館に入ると、アクセサリー・陶器・絵本など、飲食以外のものも並び、手創り市のようです。どれも愛くるしい様相で、心を込めて作られたことが、ひしひしと伝わってきます。

 

中庭に移動すると、こじんまりとした可愛らしい空間に、即席のオープンカフェが、誕生していました。テーブルと椅子が置いてあって、1時間ずっと座っていた方も、いらっしゃいました。居心地の良さを示す、何よりの証ですね!

 

昼前になると、中庭には、アコーディオン奏者が表れ、「ここはフランス?」と錯覚する雰囲気が、生まれました。この雰囲気の中でいただく、コーヒーや紅茶の、美味しいこと!家族連れも多く、来ているお客さんの年代層も、とっても幅広いので、秋らしいうろこ雲と青空の下、いるだけで和みました。

 

外に出ると、道化師がショーを始めたり、お昼を買い込む人で、賑わっていました。

飼い主を待つ、とってもお利口さんな犬たちもいて、警備員さんに、可愛がられていました。

 

次回は、来年130日(日)です。

100年以上の時を重ねた、京都府庁舎で、京都の畑で育った美味しいものと、京都で育ったすてきな心に、触れてみませんか?

 

(写真・文:吉野 実岐子)

 

 

 

 

 

京都こだわりマルシェ2

 

 

2009年6月に行われた “京都こだわりマルシェ” が好評につき

10月18日 第2回が催されました

 

6月は約2000人の来場者だったとのこと
11時から と告知されているのですが
10時半過ぎには すでに来客者の姿が

告知時刻を信じて行たら エラい人の多さにビックリした
(私含む)リピーターは 要領得てます


今回 本館2階の 旧知事室と正庁が公開されていたので
人が増える前に まず見学へ

建物南のホール

 

 

2階廊下

 

まずは 正庁(広間)へ

外観も内装も 洋式だと思っていたのですが
お気づきでしょうか

正庁の天井は
“折上小組格天井” なのです

建築当初は 漆喰だったそうですが
現在 修復するにも職人さんが なかなかいないそうです

「ペンキを塗ったもんやから ところどころハゲ落ちてきてねぇ」
職員の方が残念そうに言ってました

正庁の窓を開けると 釜座通りがまっすぐ見えます

右端に少し映っているバルコニー
なんでも ここで
あの ガガーリンが
地球へ帰ってから 日本行脚中 京都に立ち寄った際
見上げる大衆に向かって手を振っていたとか!


そして 次は旧食堂へ

主要家具は 当時「日本の洋家具の父」と言われた
東京の杉田幸五郎が製作

椅子もよく見ると 細かい装飾が入っています


食堂の次の間が 旧知事室です

旧府庁の建物は中庭を囲んで四角く
四隅が重要な執務室として使われていたそうで
この知事室も その隅にあたる角部屋

日当たりが良く 重厚な造りの中での仕事
オフィス・ビルに勤務されている方には
夢のような環境ですよね

知事室の暖炉

 

割りと頻繁に公開されるようです
職員の方が 親切に説明してくださいますよ


見学も出来たところで 本来の目的 “マルシェ”へ

中庭に出店されている 『シノワ』さんのお菓子は
どれも美味しそうで 選ぶのに困ります

『ELEPHANT FACTORY COFFEE』 さんの
じっくりいれてもらった美味しいコーヒーも
中庭でいただきました

庭園中央の木は しだれ桜
円山公園の初代枝垂桜の実生木を植えたそうです

今度は桜の季節に来よう

中庭から眺めた建物


『まんまん堂』さんの “菜まん”
『 !-style 』さんの “鴨ロースサンド”
どちらも美味しかった~!

そして 至るところで
「どうぞ~」と差し出される試食の嵐
ああ ここは天国

パフォーマンスも 多彩
上は 自分の “影”をつけている お二人
館内をウロウロしていたり こんな風に固まっていたり

見上げる子供も固まっていたり
(少し怖い)

 

Rika Mizuno

 

 

 

 

京都こだわりマルシェ1

 

2009年6月7日 日曜日 京都府庁旧本館にて “京都こだわりマルシェ” 開催

『商品の売り買いだけでなく 生産者 消費者 研究者

近所のお母さん 子どもから大人まであらゆる年代

ジャンルの方が 楽しみながら “食”ということについて

お互いが知り 学び 考える一日を・・・』

という思いからの イベントです

 

 

 

京都府庁旧本館は 明治37年12月20日 竣工

平成16年12月10日 国の重要文化財に指定されました

 昭和46年まで 京都府庁の本館として

現在は 執務室や会議室として利用されています

創建時の姿をとどめる現役の官公庁建物としては

日本最古のものだそう

 

設計は 松室重光氏

ルネッサンス様式に属する建物です

 

 

AM11:00 開会式

西館前にて警察音楽隊の演奏から始まりました

 

無農薬野菜や 無添加のお菓子など 開会式前から販売が始まっていて

「お買い物中の方々も ちょっと休んで聞いてくださ~い」と

マイクを通しての呼びかけが掛かるほど

買い物熱気は すごかったです

 

 

 

演奏とともに 婦警さんによる↑フラッグ・パフォーマンス

(正式には なんと称するのでしょう?)

 

 

 

旧本館内の廊下には 手づくりの品を販売する

ワークショップが 数件並びます

 

会議室は “FOOD HALL”として開放され

油を使わない穀物カレーなどが有りました

 

 

 

中庭も開放され カフェとして

読書するのに もってこいの中庭!
心落ち着く建物です

 

 

 

ちょっと外国っぽい風景になってません?

 

 

 

1時間ほどグルっと見てまわりましたが

(ベンチに座って 肉まん食べたりしながら)

帰る頃には すでに野菜などは売り切れ寸前

 

まだまだ来場者は途絶えず とても賑わっていた府庁でした

 

 

Rika Mizuno